NIS60-Plan100X(200mm) ニコン顕微鏡用水対物レンズ

光学顕微鏡の光学系は通常、接眼レンズ、対物レンズ、照明系で構成されます。

対物レンズは顕微鏡の画質を直接決定する最も重要な部品です。対物レンズの中心となる指標は開口数（NA）です。同じ倍率の対物レンズの場合、開口数が大きいほど分解能は高くなります。

対物レンズの前玉の表面と検査対象の標本との間の距離が対物レンズの作動距離です。

対物レンズの開口数は解像度に正比例し、作動距離に反比例します。開口数が増加すると、解像度は増加しますが、作動距離は減少します。

対物レンズの開口数が 1 より大きい場合、屈折率を高めるために対物レンズと検査対象の間に杉油が添加されるため、100 倍の対物レンズは通常油対物レンズになります。

生物顕微鏡を使用する場合、オペレーターは 100 倍オイル対物レンズの洗浄を忘れることがよくあります。これにより、オイルがベタベタになり、洗浄が困難になります。たとえ清掃したとしてもレンズに傷がつき、100倍対物レンズの寿命が大幅に短くなります。

しかし、当社が開発した100倍水対物レンズは、NA値が通常の1.25油対物レンズほど大きくないにもかかわらず、高い解像度を維持しています。最大の利点は、使用後に毎回洗浄する必要がないことです。これにより、100X 対物レンズの寿命が大幅に延長され、スタッフの負担が軽減されます。100X対物レンズをよく使用するユーザーにとっては非常に便利です。

当社の100X水対物レンズには3つの仕様があり、さまざまなブランドの顕微鏡で使用できます。